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バイクエッセイ冒頭バイクエッセイ1『オートバイと一人旅』 私はいつも一人で旅をする。 バイクエッセイ2『自分自身でありたい』 オートバイに乗るようになってから「女性なのに…」「女性だから…」というフレーズを聞くことが以前に増して多くなった。それが否定的な意見にせよ、肯定的な表現にせよ、「女であること」を前提にして成り立つ言葉には違和感を感じる。性別でくくられるというのはどうにも不自由な思いがしてならないのだ。 バイクエッセイ3『見えないものにしばられたくない』
バイクエッセイ4『日本一周という目標』 私は18歳の頃から日本一周の旅を始めた。 バイクエッセイ5『乗り始めた理由〜今へ続く道』 なぜバイクに乗ることを選択したのか、人は覚えているだろうか。 バイクエッセイ6『乗らない日々の罪悪感』 ![]() オートバイに乗らない日々が続くと、なんだか悪いことをしているような気がすることがないだろうか。 私は休日であってもオートバイに乗らないことが多い。他にすべきことがあって乗る時間がない時もあるが、単純に気分がのらないから乗らない、という日が圧倒的に多いのだ。対して「休みの日には必ずツーリングに行きます」という人もいるが、人それぞれにオートバイとの付き合い方があるのだから大抵は何も思わない。でも時間に追われて生活のバランスを自分で思うように管理できていない時には、そういった人に出会うと気分が沈んでしまうことがある。自分が全然乗っていないことに対して罪悪感にかられるのだ.. . ⇒続きを詳しく読む バイクエッセイ7『八丈島へ』 2007年9月、私は4日間の休みを利用してどこへ行こうか考え込んでいた。地図を眺めてみるが、どの土地にも内的必然性を感じない。オートバイのある生活が始まってから5年、旅に出る時間を作っては日本中を一人忙しく走り、日本一周がほぼ完結した今、さしあたり行きたいところがなくなってしまったのである。それに私は、自分の旅の形に正直疲れていた。・・・・・ 私はほとんど休まずに走り続けるだけの旅をもう終わりにしたかった。そのために、旅を自分の望む形に変えられる場所を探していた。そんな折、ふと思いついたのである。「そうだ、島に行ってしまえばいい。」 単純な発想だが、帰りのフェリーに乗るまで島から出られない状況なら、どの道そんなに遠くへは行けないと思った。陸路で行けない島ならどこでも良い。私はきっと立ち止まり、ゆっくりと周りの景色を眺めることができるだろう・・・ ⇒続きを詳しく読む バイクエッセイ8『風の香る場所』 夏の終わり、福島県の裏磐梯を訪れた。磐梯山の北側に位置する、緑豊かな高原地帯である。 磐梯山ゴールドラインをぬけて、459号線を北へ走ると、もう風がひんやりと肌にしみる。道の駅「裏磐梯」で岩魚の塩焼きを食べて、大きく伸びをした。空が高い。 今、オートバイの背景になっているのは、夏を謳歌してきた青々とした緑ばかりである。でもじきに、秋があざやかに彩り、やがて真っ白な雪に覆われる静かな冬が来る。その、巡る四季の豊かさが、最近は妙に寂しく感じられるようになった。自然も人間も一日とて同じ表情を見せないということを、以前にも増して感じやすくなっているのを感じる。 それは、なんというか、「現在」がたまらなく愛おしくなる感覚である。「今」という時間には二度と戻れず、過ぎ去っていった過去は還らない。変わらないものは何もない。そういった当り前のことが、どうにも寂しくて痛いのだ。 ⇒続きを詳しく読む 女性ライダーバイクエッセイ集 |